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■中国から伝えられた「清掃文化」を日本人特有の清潔感に高めた
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(1)原日本人「縄文時代(紀元前1万年から前2000年頃)」の人々は、
生活のゴミを住居近くで一カ所にまとめて捨てていた。ゴミ捨て場の遺跡が貝塚です。
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(2)弥生時代(紀元前2世紀頃)には稲作文化を持った民族の渡来が大陸から続きます。
この渡来人と原日本人が混血を繰り返して、現在の日本人になったといわれます。
4〜5世紀「鉄と馬の文化」をもたらした古墳時代の第2次渡来人、
7世紀の大化改新前の高麗からの第3次渡来人。こうした人々が中国の文化を携え、
日本の支配階級に入り込み「清潔の思想」があり「掃除の文化」を育ててきたと思われます。
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(3)またこの間に仏教の渡来もあり、貴族の間に熱烈な信仰と共に
お掃除の励行に大きな影響を及ぼしたのです。
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(4)日本の古代文化の多くは、中国から伝えられ、
また日本人にそれを受け入れる素地があったのであり、
平安時代には貴族社会では行き届いたお掃除が行われていた。
神殿造りの貴族に対して、
庶民は土間の生活でお掃除といっても、
煮炊きするカマドの周辺くらいしかしなかった。
しかし、このカマドの周りをお掃除することが神聖視され、
庶民の間でも、掃除をただ物質を対象とすることだけにとどめす、
精神の領域まで深めていった。そこが日本人独特のもので、
宗教の意義にまでつながっていくのです。
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(5)「清潔の感覚」は、
汚れやけがれを忌(い)まわしむ
神道的な神聖感と切り離して考えることはできません。
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